全米ヨガアライアンス(Yoga Alliance)は、ヨガインストラクターのための国際的な認定機関の一つです。全米ヨガアライアンス1999年、国際的なヨガカンファレンスの主催、スポンサードなどを行っていた【Unity in Yoga】 とボランティア組織【the Ad Hoc Yoga Alliance】の2つの団体によって設立されました。この記事では、全米ヨガアライアンスの資格の種類と取得方法について詳しく解説していきます。ヨガインストラクターを目指す方はぜひ参考にしてください。全米ヨガアライアンス資格の種類一口に全米ヨガアライアンスといっても、実はレベルや専門分野により資格の種類がいくつかあります。⚫︎RYT200(Registered Yoga Teacher 200時間)全米アライアンス認定校によって200時間の養成講座を修了した人が取得できるヨガインストラクターの資格。アーサナ、呼吸法、解剖学、ヨガ哲学、アーユルヴェーダなど、ヨガ全般的な基礎を学び、成人の方にヨガを指導するための知識やテクニックが身につけることができます。【取得条件】・全米アライアンス認定校によって200時間の養成講座の受講修了⚫︎RYT500(Registered Yoga Teacher 500時間)全米ヨガアライアンス認定校によってRYT500養成講座を修了した人が取得できる上級ヨガインストラクターの資格。RYT200に加え300時間、専門的なカリキュラムを学ぶため、資格としての希少価値がとても高くなります。【取得条件】・RYT200の受講修了・全米アライアンス認定校によって500時間の養成講座の受講を修了・RYT200もしくはRYT500受講終了後、100時間の指導経験⚫︎E-RYT200(Experienced Registered Yoga Teacher)RYT200の養成講座などで、新たなヨガインストラクターを育成するための指導ができる資格。※2024年1月1日以降は条件が変更され、養成講座などでティーチャーになるにはE-RYT500の資格が必要になります。【取得条件】・RYT200の資格取得・RYT200受講修了後に1000時間以上の指導経験・2年間の指導経験⚫︎E-RYT500(Experienced Registered Yoga Teacher)RYT200やRYT500の養成講座で、新たなヨガインストラクターの育成や、資格継続教育の講座開講、ワークショップを開催できる資格。【取得条件】・RYT500の資格取得・RYT200もしくはRYT500受講終了後に、2000時間以上の指導経験(その内500時間はRYT500取得修了後)・4年間の指導経験⚫︎RPYT85(Registered Prenatal Yoga Teacher 85時間)全米ヨガアライアンス認定校によって、女性や妊娠について特化したカリキュラムを学んだ人が取得できる専門資格。妊娠前・中・後、産後の女性の特性を理解し、専門的なヨガのクラスを指導することができます。【取得条件】・RYT200の受講修了・RCYT85の受講修了・RCYT85の受講修了後、30時間以上のマタニティヨガの指導経験⚫︎RCYT95(Registered Child Yoga Teacher 95時間)全米ヨガアライアンス認定校によって、子供の成長や運動について特化したカリキュラムを学んだ人が取得できる専門資格。乳児期~18歳までの子どもたちに向けた、安全なヨガを指導することができます。【取得条件】・RYT200の受講修了・RCYT95の受講修了・RCYT95の受講修了後、30時間以上のキッズヨガの指導経験資格取得のメリット✔️ヨギーとしてのスキルアップができる!✔️国際的に知名度の高い資格だから、どこの国でもインストラクターになれる!✔️信憑性のある資格だからヨガインストラクターとしての就職や独立のときに有利!✔️ヨガに向き合った自分の時間や技術を形に残すことができる!資格取得のための基本的な流れ全米ヨガアライアンスの資格を取得するには、以下のステップを踏むことが一般的です。①全米ヨガアライアンスの認定校で取得したい資格の認定トレーニングを受講、修了する②認定トレーニングを修了後、資格申請に必要な条件をクリアする(指導経験1000時間など)③全米ヨガアライアンスのHPから資格の申請(115ドル)、登録をする④1年ごとに更新の手続き(65ドル)⑤3年ごとに「継続教育(ヨガティーチング45時間、ヨガトレーニング30時間」の単位を取得資格取得にかかる費用と期間全米ヨガアライアンスの資格取得にかかる費用と期間の目安をご紹介します。受講費用や期間はスクールによって様々です。受講スタイル(対面、オンライン、合宿)によっても異なってくるので、いろいろなスクールの説明会や体験に行ってみて、自分に合うスクールを見つけることが大切です!【費用】⚫︎RYT200:8万円から30万円⚫︎RYT500:17万円から80万円⚫︎RPYT85/RCYT95:10万円から30万円【受講期間】⚫︎RYT200:1~6ヶ月⚫︎RYT500:2ヶ月~1年⚫︎RPYT85/RCYT95:1〜3ヶ月まとめいかがでしたでしょうか?全米ヨガアライアンスの資格を取得することは、ヨガインストラクターとしてのキャリアを築くための大きなステップとなります!シークエンス!では現在フルオンラインや沖縄合宿でのRYT200、RYT500の講座を開講しております!ご興味のある方はぜひ一度、個別説明会にご参加くださいませ!!