アーユルヴェーダは約5000年前に世界最古の伝統医学としてインドで生まれました。アーユルヴェーダを実践するにあたってまず大切なのか、ドーシャ診断。アーユルヴェーダでは、ヴァータ(Vata)、ピッタ(Pitta)、カパ(Kapha)の3つ体質があり、その体質により、必要な治療法や健康法が異なります。この記事ではあなたの体質(ドーシャタイプ)を診断リストで確認することができます。ドーシャ診断それでは実際にドーシャ診断を行ってみましょう!以下の13コの質問A〜Cの回答をそれぞれカウントしてみてください。回答した数によってどのドーシャが強いかを簡単に診断できます。【1】A. 筋肉が少ない痩せ型B. 普通、中肉中背C. ぽっちゃり体型、がっしりしている【2】A. 体重が変わりやすいB. 体重は安定しているC. 体重が増えやすい【3】A. 肌や髪が乾燥しやすいB. 肌がオイリーでニキビができやすい、赤みが出やすいC. 肌が潤っていて柔らかい【4】A. 髪が傷んで乾燥しやすいB. 髪が柔らかいC. 髪が太くしっかりしている【5】A. 食欲が不規則B. 食欲が旺盛で、すぐにお腹がすくC. 食欲が安定している【6】A. 消化力が弱い、お腹を下しやすいB. 消化が早い、すぐにお腹がすくC. 消化が遅い【7】A. 睡眠は浅く、よく眠れないことがあるB. 睡眠は深く、短時間でもしっかり休めるC. 睡眠時間は長めで、朝もなかなか起きられない【8】A. 動きは速いが、持続力がなく、すぐ疲れるB. 動きは速いが時に衝動的C. 動きはゆっくりだが、持続力がある【9】A. 寒さに弱く、乾燥が苦手B. 暑さに弱く、日差しが強いと疲れるC. 湿気や寒さに強く、暑さもあまり気にしない【10】A. 不安や緊張感が高く、ストレスに弱いB. 怒りやすく、イライラしやすいC. 感情は安定して穏やかだが、怠惰になりやすい【11】A. 集中力が散漫で、あちこちに気が向くB. 強い集中力があるが、ストレスが多いと集中できないC. ゆっくりとしたペースで集中できる【12】A. 創造的でアイデアが豊富だが、計画性に欠けるB. 目標に向かって情熱的に取り組むC. 一貫性があり、粘り強いがスローペース【13】A. 楽観的で活動的だが、落ち着きがないB. 野心的で決断力があり、リーダーシップを発揮するC. 落ち着いていて温厚、親しみやすい回答の中で最も多く選んだものが、あなたの主な体質となります。Aが多ければ ヴァータ体質。Bピッタが多ければ ピッタ体質。Cカパが多ければ カパ体質。それぞれのドーシャの生活習慣の改善⚫︎ヴァータ温かくて消化に優しい食事を摂りましょう。また少しでも良いので、1日にうちに落ち着ける時間をつくり、余裕があればリラックスを促す瞑想やヨガも実践してみましょう。⚫︎ピッタ辛いものや脂っこい食べ物を避け、心身を冷ますことを意識しましょう。陰ヨガや深呼吸をすると心を鎮めてくれる効果があります。⚫︎カパ運動やちょっとした刺激を取り入れて、身体の代謝を活発にすることが大切です。お餅や甘いものなど、お腹にたまるものは避けましょう。毎日をルーティン化しすぎず変化を楽しむ習慣を作ると良いです。まとめいかがでしたか?自分のドーシャは見つけられましたか?中にはピッタとヴァータが同じくらいある、全部のドーシャが均等にある、といった結果が出た方もいるかもしれませんが、そういった場合もあるのでご安心ください!もしさらに詳細な診断をしてみたい!という場合は、オンラインで受けられるドーシャ診断や、アーユルヴェーダの専門家による個別診断などもあるので、興味のある方は試してみても良いかもしれません。このドーシャ診断を通して、自分に合った生活習慣や食事法を実践を見つけ、アーユルヴェーダで、心身のバランスを整えて、健康的な生活を送りましょう!