心身の健康のために人気のヨガ。ヨガにおいてもっとも重要なのは呼吸ですが、ヨガにアロマオイルを取り入れることで、無理に呼吸に意識を向けなくても、自然と呼吸が深まるようになり自立神経のバランスが整い、身体の緊張もほぐれやすくなります。また五感に働きかけるアロマは、心のスイッチを切り替えに役立つので、ヨガの前後の心の切り替えにもおすすめです!アロマオイルとはアロマオイルとは精油やエッセンシャルオイルとも呼ばれ、植物(植物の花、葉、果皮、果実、根、種子、樹皮など)の香り成分を抽出した液体のことをいいます。1kgの精油を作るには、例えばラベンダーなら花穂が100~200kg、ローズなら花が3~5トン必要とされています。本物のアロマオイルは大量の植物から、ほんの少ししか採れないとても貴重なものなのです!おすすめのアロマオイル7選⚫︎ラベンダー万人受けするといわれる甘い香りのラベンダー。緊張を解きほぐし、心を穏やかにしたり、安眠に導く効果があります。寝る前のセルフヨガや、リラックスヨガとの相性が抜群です。ただし、実はラベンダーオイルは種類が豊富で、ものによって香りが異なることが多いので、注意が必要です。⚫︎サンダルウッドラベンダーよりも深いリラクゼーションを促してくれるサンダルウッド。筋肉の緊張をほぐす効果もあるといわれており、瞑想ヨガにぴったりのオイルです。⚫︎ペパーミント爽やかな香りのペパーミントは、集中力を高めることで有名ですが、実は脂肪燃焼を促す作用や、食欲を抑制する効果もあるのでダイエットにも効果的!パワーヨガやヴィンヤサヨガなど汗をかくヨガにおすすめです。⚫︎ローズローズも高いリラックス作用があるオイルですが、その他にも美肌作用や女性ホルモン調整作用など、女性らしさを引き出してくれる嬉しい効果がたくさんあります!女性ホルモンのバランスを整えてくれるアーサナに取り入れてみてください。⚫︎レモングラスフレッシュで爽やかな香りのレモングラスも、集中力アップ効果が期待できるオイルです。柑橘系の香りも万人受けしやすいので、アロマオイル初めての人にもおすすめ!特に気分をリフレッシュさせるのに最適なので、朝のヨガなど1日の始まりに最適です。⚫︎ティーツリー/ユーカリすっきりとした香りが特徴のティーツリーやユーカリは、抗菌作用や浄化作用があるので、ヨガ前のお部屋の掃除やヨガ後のマットの掃除にもおすすめです。アロマオイルの使い方⚫︎スプレーとしてアロマオイルを水で希釈し、ヨガマットやお部屋にスプレーすることで、香りを楽しみながらヨガを行うことができます。⚫︎蒸気の吸引として湯呑みやお椀にお湯を入れ、アロマオイルを数滴いれます。お湯の蒸気と共に空中に漂う香りは、リラックス効果が高くなります。⚫︎ディフューザーアロマディフューザーの手入れが必要にはなりますが、簡単に早く部屋全体に香りをことができる方法です。⚫︎マッサージキャリアオイル(ホホバオイルやアルガンオイル)と混ぜてマッサージオイルとして使用します。ヨガの前後に直接身体に塗ることで、筋肉を緩めることができ、より安全にヨガを楽しむことができます。⚫︎ロールオンロールオンはすでにキャリアオイルと混ざったもの。自分で調合する必要がなく、いつでもどこでもすぐに使うことがでるので、アロマオイル初心者にもおすすめです。ヨガの前やシャバアーサナなどヨガの最後にさっと香りを身につけることができます。アロマオイルの選び方アロマオイルを選ぶ時に重要なのはその質にこだわること!記事の冒頭でもお伝えしたとおり、アロマオイルは大量の植物から抽出する貴重なものです。なので高価になってしまうのは仕方のないこと。最近では100円ショップなどでもアロマオイルと記載された商品がありますが、そういった安価なものは純粋な精油ではなく、合成香料や質の低い精油が少し含まれただけのものになります。実はそういったアロマオイルを直接吸引してしまったり、身体に塗ってしまうのは危険!なのでアロマオイルを選ぶ際は以下のことに注意してみてください!アロマオイルの選び方のポイント①100%精油のみのオイルを選ぶ②できればオーガニック、有機のものを選ぶ③遮光瓶に入っているものを選ぶアロマオイルの注意点アロマオイルを使用する際には注意が必要なことも。特に妊娠中は、禁忌になるオイルがあるので、必ず確認するようにしましょう。またアロマオイルを使用する前にはパッチテストを行い、アレルギー反応がないか確認することが大切です。まとめいかがでしたか?ここではおすすめアロマオイルやオイルの選び方を紹介しました。正しくアロマオイルを取り入れることができれば、ヨガの効果を最大限に引き出し、心身の健康をさらに高めることができます!皆さんも自分の目的や用途に合ったアロマオイルを見つけて、ヨガの時間をより豊かに、効果的に楽しみましょう。