寒い冬が明け、春の心地よい風と共にやってくるのが花粉。
この時期になると花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか?鼻水、くしゃみ、目の痒み、酷い場合は頭痛や倦怠感など、花粉症の症状は日常生活に大きな影響を及ぼしますよね。
薬に頼って、辛い症状を和らげるのも一つの方法ですが、効果は一時的な上に、副作用が気になる方も多いのではないでしょうか?
そこでおすすめなのが『ヨガ』!
実はヨガの呼吸法やアーサナは、辛い症状を和らげる効果や、根本的解決の手助けにもなってくれるのです!
この記事では、花粉症対策に効果的なヨガの実践方法をご紹介します。
ヨガが花粉症対策に効果的な理由
ヨガは単なるエクササイズではなく、元々は心と身体を整えるための修行の方法でもあります。そんなヨガが花粉症に有効な理由は主に以下の3つです。
1. 自律神経のバランスを整える
花粉症は、免疫機能が過剰に反応することで起こるアレルギー反応です。
ヨガの呼吸法(プラーナヤーマ)を実践することで、自律神経のバランスが整い、免疫機能が正常に働くようはたらきかけます。
2. 鼻の通りを良くする
ヨガの呼吸の中には、鼻腔を浄化する効果のあるものがあり、鼻詰まりの解消に効果的です。
3. 免疫力を高める
アーサナ(ヨガのポーズ)は全身の血流を促進し、筋肉や骨に程よい負荷をかけ、内臓の働きの活性化にも繋がります。そのためヨガを長期的に続けると、免疫力アップが期待できます。
花粉症に効果的なヨガの呼吸法
呼吸法(プラーナヤーマ)は、花粉症の症状を和らげるのに非常に効果的です。
ここでは、特におすすめの呼吸法を紹介します!
1. ナディ・ショーダナ(片鼻呼吸法)
【効果】
鼻の通りを良くし、自律神経を整える。
【方法】
①右手の親指で右の鼻を塞ぎ、一度息を吐き切る。
②そのまま左の鼻から息を吸う。
③左の鼻を薬指で塞ぎ、右の鼻から息を吐く。
④右の鼻から息を吸い、左の鼻から吐く。
⑤これを10回程度繰り返す。
2. カパラバティ(頭蓋浄化呼吸法)
【効果】
鼻の奥にたまった花粉やほこりを排出し、身体を温め、免疫力を高める。
【方法】
①背筋を伸ばして座る。
②お腹に軽く手を当て、一度息を吐き切る。
③鼻から勢いよく息を吐き出す。(お腹をへこませるように)
④自然に短く息を吸う。
⑤③〜④をテンポ良く30回繰り返す。
花粉症対策におすすめのアーサナ
おすすめのポーズを4つ紹介します。
1. プラサーリタパードッタアーサナ(立位の開脚前屈)

【効果】
頭部の血流が促され、花粉症による鼻詰まりを改善します。
【方法】
①足幅を大きく開き両足を平行、つま先を正面にして立ちます。
②手を腰に添え、まっすぐの背中で90度まで身体を倒します。
③肩の下の床に手を付き、背骨を伸ばした股関節から前屈をします。
④無理のない範囲で頭頂を床に近づけていきます。
⑤深い呼吸を5〜7回しましょう。
2. キャットアンドカウ

【効果】
背骨を大きく動かすことで自律神経を整え、免疫機能にはたらきかけます。
【方法】
①四つん這いの姿勢をとる。
②息を吸いながら背中を反らせ、目線を上げる。
③息を吐きながら鳩尾を押し上げるように背中を丸める。
④これを10回繰り返す。
3. 魚のポーズ(マツヤーサナ)

【効果】
呼吸器系を強化し、交感神経を活性化させます。
【方法】
①仰向けになり、立膝になります。
②手のひらを下に向け、お尻の下にしまいます。
③足を伸ばし、爪先を天井に向けます。
④肩甲骨を寄せ、肘で床を押し、頭を持ち上げて胸を開きます。
⑤首に違和感が無ければ頭頂を床に下ろします。
⑥深い呼吸を3〜5回しましょう。
4. ジャタラ・パリヴァルタナ・アーサナ (ワニのポーズ)

【効果】
内蔵機能を高める、リラックス、呼吸を深める効果があります。
【方法】
①仰向けに寝て、左膝を曲げ両手で胸へ寄せる。
②左腕を肩のラインに伸ばし、手のひらは上を向ける。
③右手を左膝の外側にゆっくりと右側に倒し、両肩が床から浮かない程度にウエストから捻る。
④5〜7呼吸キープしたら、反対側も同様に行います。
まとめ
花粉症は薬だけでなく、ヨガの呼吸法やポーズを取り入れることで、自然に症状を和らげることができます。
ヨガを日常に取り入れ、花粉症のシーズンを乗り切りましょう!