ヨガを始めると、身体がしなやかになったり、心が落ち着く効果を感じる人が多いと思います。しかし、実はヨガの効果をさらに高めるために大切なことがもう一つあります。それが『食事』です。

ヨガと最適な食事を合わせることで、さらに心軽やかな『心地よい自分』を作ることができるのです。

この記事ではヨガと食事の関係について詳しく解説していきます。

1. ヨガと食事はなぜ関係が深いの?

ヨガは体を動かすだけではなく、心と体の調和を目指すものです。日常のストレスを解消し、体の内側からエネルギーを引き出すためには、食事もとても重要です。

食べ物は私たちに必要なエネルギーを与えるだけでなく、気分や集中力にも影響を与えます。例えば、重い食事をとると体がだるくなり、逆に軽すぎる食事ではエネルギー不足になります。特にヨガは、呼吸や集中力を使うため、食事が心身の状態に大きく影響を与えるのです。

つまり、食事の内容次第で、ヨガの効果が変わる可能性があるということです。適切な食事を心がけることで、体が軽く、ヨガに集中しやすくなりますし、心も落ち着いてより深いリラックスを感じられます。

2. ヨガに最適な食事『サットヴァな食事』を知ろう

ヨガの世界では、食べ物を『サットヴァ』『ラジャス』『タマス』3つの種類に分けています。この中で、ヨガの実践者に特におすすめされるのが『サットヴァな食事』です。

サットヴァな食事とは、体と心を穏やかに保ち、健康的な状態を維持するために最適な食べ物を指します。

【サットヴァの食べ物】

  • 新鮮な野菜や果物

  • 全粒穀物(少量の玄米や全粒パンなど)

  • 出来立ての手作り料理

このように、サットヴァな食事は、自然のままに近いものや、新鮮な食べ物が中心です。また出来立ての食事や、心を込めて作られた手作りの食事のことを指します。

これらはエネルギーが豊富で、軽やかに心身を満たしてくれるものです。結果として、ヨガをする際も体が軽く感じ、精神的にも落ち着いた状態で取り組むことができるのです。

3. 避けたい食事『ラジャス・タマスの食事』

一方で、ヨガの実践者が避けるべきとされる食事もあります。それが『ラジャス』と『タマス』に分類される食べ物です。

ラジャスな食事は、刺激が強く、心を興奮させる食べ物です。

例えば、カフェインを多く含む飲み物(コーヒーやエナジードリンク)アルコール、辛いもの、味の濃いもの、肉類などがこれに当たります。これらの食品は一時的にエネルギーを与えてくれるものの、体が過度に興奮し、ヨガで必要なリラックス効果や集中力を損なうことがあります。

タマスな食事は、逆に体を重く感じさせ、怠けやすくなる食べ物です。

例としては、レトルト食品、ファストフード、揚げ物、過剰な糖分を含むお菓子やヨーグルト、お餅やなどがあります。これらは消化が悪く、体内に余計な負担をかけるため、ヨガの軽やかな動きがしづらくなったり、心が澱んだりすることがあります。

4. ヨガの前後に食べるべきものは?

ヨガを行うタイミングでも、食事の工夫が必要です。ヨガの前にどう食べるか、またヨガの後に何を食べるかで、身体の調子や効果が大きく変わってきます。

ヨガの前には、空腹すぎず、満腹すぎない状態が大切です。

ヨガの1〜2時間前には消化しやすい軽食を摂り、体にエネルギーを与えつつ、消化に負担をかけないようにします。

【ヨガ前におすすめの軽食】

  • おにぎり

  • バナナ

  • ナッツ

  • 少量のスムージー

これらは消化・吸収が早く、すぐにエネルギーになってくれるため、ヨガのポーズを取る際に身体が重く感じにくくなります。

ヨガの後には、体の回復を助ける栄養素をメインで摂取することが重要です。特に、筋肉を回復させるたんぱく質や、新鮮な野菜を食べるようにしましょう。

【ヨガ後におすすめの食事】

  • 新鮮な野菜

  • 雑穀米

  • 豆類や卵、鶏肉など良質なタンパク質

  • こまめな水分補給

そしてサットヴァな食事をするときに最も大切なのが食べ方です。

こんな食べ方してませんか?

✔️食べる時間がバラバラ

✔️食事の時間がきたので食べる(お腹が空いてないのに食べる)

✔️食事の時間が30分以内

✔️噛む回数が20回以下

✔️テレビやスマホを見ていることが多い

✔️考え事をしながら、イライラしながら、落ち込みながら食べる

食事をする際は、食事に集中することが最も重要です。食材一つ一つを意識し、感謝しながら食べるようにしてみましう。

まとめ

サットヴァな食事を中心にした食生活を心がけることで、ヨガの効果を最大限に引き出すことができます。

皆さんもサットヴァな食事を少しずつ取り入れて、心軽やかな『心地よい自分』を目指してみませんか?