女性の身体は、思春期から月経、妊娠・出産、更年期へと移り変わる中で、ホルモンバランスや心身の状態が日々揺れ動いています。月経前のイライラや生理痛、更年期のホットフラッシュや不眠。こうした不調に、「これは私の性格の問題なのかな?」と悩んだことはありませんか?

実はその多くが、自律神経やホルモンのゆらぎからくる自然な反応です。だからこそ、自分の状態に気づき、整えるためのセルフケアがとても大切です。そしてその手段として、今多くの女性が選んでいるもの中に『ヨガ』があります。

ヨガが女性のセルフケアにぴったりな理由

ヨガは『ポーズ(アーサナ)』『呼吸(プラーナーヤーマ)』『瞑想(ディヤーナ)』の3つを軸に、心と身体のバランスを整える伝統的な修行法。

女性特有の不調にも、以下のような効果が期待できます。

⚫︎自律神経のバランス調整

深い呼吸とゆったりした動きは、交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにし、不安・緊張・イライラを和らげてくれます。

⚫︎血行とリンパの流れを促進

冷え性やむくみに悩む方にとって、ストレッチや骨盤まわりのアプローチはとても有効。月経痛の緩和にも効果的です。

⚫︎【自分に戻る時間】を持てる

忙しい毎日の中で、スマホや人付き合い、忙しく巡る思考も手放して『自分を感じる時間』が、心身の回復力を高めてくれます。

ヨガは、頑張らなくていいセルフケア。

朝の5分、夜寝る前の10分だけでも、「なんだか今日はちょっと穏やか」と感じる変化が訪れるはずです。頑張りすぎず、できる時に挑戦してみてください。

月経期・更年期のためのセルフケア5選

1.腹式呼吸でゆらぎを整える

仰向けに寝転ぶか、イスに座って背骨を伸ばし、下腹部に手を添えて「4秒吸って6秒吐く」腹式呼吸を10回。

緊張が和らぎ、血液の巡りが良くなります。イライラやモヤモヤが落ち着き心が穏やかに。

夜寝る前にもおすすめな呼吸法です。

2.おすすめのヨガポーズ4つ

ヨガ初心者の方でも無理なくできるポーズです。ぜひ取り入れてみてください。

【チャイルドポーズ(バラーサナ)】

心身に安心感を与え、骨盤まわりをやさしくほぐす休憩のポーズ。

【合せき前屈(バッダコナーサナ)】

股関節を開放し、PMS、脚のむくみ、感情の起伏にも効果的。

【スフィンクスのポーズ】

胸を開くことで、前向きな気持ちに。血の巡りが良くなり、疲労感や冷えにも効果的。

【脚を壁にあげるポーズ(ヴィパリータカラニ)】

足のむくみ、全身の血流改善に。深いリラックス効果で安眠のサポートにも効果的。

3.温活フードでホルモンをサポート

黒ごま・黒豆・くるみなどは更年期に、鉄分豊富なひじき・ほうれん草は月経中におすすめ。

朝は白湯+生姜、お昼以降はノンカフェインのハーブティーで内側から身体を温めましょう。

4.アロマで感情をリセット

生理痛や更年期のモヤモヤにはクラリセージ、ゼラニウム、ラベンダーがとても人気。他にも自分の好きな香りをみつけてみてください。

ハンカチに一滴たらす、お風呂に数滴入れるなど、手軽に気分を切り替えることができます。

5.ムーンダイアリーで自分を知る

「月経周期」「気分」「睡眠」「食事内容」「便の状態」などを記録してみると、自分のリズムや不調の傾向が見えてきます。

身体の声に気づく力が高まり、必要なセルフケアが自然に選べるようになります。

自分をいたわる時間を毎日の中に

月経や更年期は、女性にとって避けられない自然な変化。

ですがその変化を、辛さとしてだけではなく『自分をもっと大切にするきっかけ』として受け止めてみてください。

ヨガは、頑張りすぎず、自分と向き合うことを教えてくれるセルフケア。ヨガマット1枚あれば、どこでも始められます。

たとえポーズが取れない日があっても、深呼吸1つから始めるだけでも十分です!

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